ジャガ・ソイル

ジャガ・ソイル

2008.05.02 12:12 by mio [ 2,695 views ]

Category : 菜園ス

できれば、ジャガイモは、
生ゴミや、道端に落ちている枯れ枝などで
育てたいと思っている。

僕は、毎日料理をするわけではないので、
たまに食材をダメにしてしまうことがある、
そういった食材を肥料に、
育てられたら面白そうだと思う。

死んだものが、
生きているものに分解され吸収されていく、
というのが面白くてしょうがない。
死んだものが、また生命の糧として
リアルに循環していくのだ。
そこに育っている植物が、
何で構成されているのかがイメージできるのが面白い。

ミニトマトを原料に、できたジャガイモはどんな味だろうか、
ジューシーになるのだろうか?
小麦粉を食って、育ったジャガイモは、
粉っぽい味になるんだろうか?



ということで、土を作りたいと思っている。

野菜が腐ると土になるのは確かだろう、
おそらくだが、微生物だかなんだかが、自然と繁殖して、
死んだ植物を分解して、土にしてくれるはずだ。
その微生物は、主に土の中に生息していることが予測され、
またその微生物は、おそらく湿気を好むと思われる。

ということで、家の前の土を少しだけ拾ってきた。
この土の中に、ビセイブツがいるんじゃないかと思うと、
ワクワクした。

それから、ビセイブツ達が活動しやすい環境を造るために、
底に穴が開いていない、どんぶり鉢を使うことにした。

底に穴がないので、これなら鉢の中がジメジメして、
いいのではないか?と考えたのだ。
良いのか悪いのかは、分からないが、
いい気がするので、そうしてみた。


現在の土の材料は、

・ミニトマト
・加賀棒茶
・おーいお茶
・マイルドコーヒー
・スターバックスコーヒー
・道端で拾った木の枝と葉
・家の前の土、少々

といった感じだ。

コーヒーなどは酸味や苦味が強いので、
ビセイブツ達が、分解できるのか若干不安だが、
苦味のきいたジャガイモができたらうれしいところだ。



ジャガイモを上記の土の中に投入して、
3日ぐらいして、ジャガイモをひっくり返してみたら、
新しい根っこが伸び始めていた。

新しい根っこは、白くて綺麗だった。
ほんの3ミリ程度だが、数箇所から伸びていた。
かなりうれしい気持ちになった。
がんばれ、マイジャガー。

ジメジメした土に埋まっている部分から根っこが出る傾向があった。
ジャガイモはそういうところが好きなんだろう。
ジメジメした地中から根っこを出したいようだ。
葉はまだ出てこないが、しばらく待つことにした。
というか、待つしかないと気づいた。

おそらく、ジャガイモは、
葉を出すための助走を付けているに違いない。
葉が出てきたらまた感動するんだろうなあ。

ジャガの成長が楽しみだ。

ジャガ・サイエンス

ジャガ・サイエンス

2008.04.25 04:02 by mio [ 865 views ]

Category : 菜園ス

最近の僕の趣味はジャガイモだ。

ジャガイモを食べるのではない。
ジャガイモを育てるのだ。


育てようとしているジャガイモは、
我が家の根菜類置き場で、
数週間放置されていたもので、
多分シチューを作ったときの余りの2個だと思われる。

数日前、その2個から芽が出ようとしているのを発見した。
若干、白いカビのようなものも生えていたが、
一応まだ生きているように見えた。

捨てようかと思ったが、
食べ物であるはずの、ジャガイモが生き物に見えてきて、
生きたまま他のゴミと一緒に捨てるのはいかがなものかと思い、
育ててみようと思った。


料理せずに放置した結果、
芽が出てきてしまった野菜を育てようと思ったことは、
今回が初めてではない。


大学1年生の頃だろうか、
料理をせず放置していたタマネギから
黄緑色をしたネギが生えてきたことがあった。
その黄緑色があまりにも綺麗だと思った僕は
それを数週間鑑賞することにした。
しかし、その当時はタマネギには水も土を与えなかった。
水と土を与えなられなかったタマネギは、
タマネギの養分と水分を使い果たした結果、
枯れてしまった。


今思うと、その当時の僕は、
タマネギを育てていたつもりではあったが、
実はそうではなく、単に美しいオブジェとして、それを鑑賞していたのだ。
自然という名の芸術として楽しんでいたのだ。


しかし、今度は違う。
今度は、芸術鑑賞ではなく、
科学者としてジャガイモを研究する予定である。

科学者としての研究が目的なので、
一応最終目標は大きなジャガイモを収穫することにしているが、
あくまでもそのプロセスを楽しみたいと思っている。

このプロセスを楽しむにあたって、
ひとつ僕がこだわりたいのは、調べない、ということだ。
調べたら、面白くない。
グーグルで検索なんてもってのほかだ。
もちろん、ジャガイモに関する本も買ってはいけない。


その代わりに重点をおきたいのは、
観察をすること、
仮説をたてること、
実験すること、
検証すること、
といったプロセスである。


答えが分かったら面白くないのだ。
車輪の発明を楽しみたいのだ。
趣味だし。


ちなみに、この2個のジャガイモは、
ボコッとした茎と根っこの塊のようなものは飛び出てきているが、
葉っぱはまだない。
数週間後には完全に腐っている可能性もあるので、
ジャガイモの研究に関する日記は、
これが最初で最後の可能性もあるが、
気が向いたらまた続きを書こうと思う。


それから、最後になってしまったが、
突然こんな日記を書き始めたのは、
いとうせいこうの「ボタニカルライフ」という本を読んで、
その影響を大いに受けているからだ。
ちなみに彼はあくまでも花の鑑賞を最終目的としている。


では、続く。
かも。
緑色をした芽が出てくることを祈って。