可能無限と空白
もともと数学用語で、自然数を1,2,3・・・・・と数えていったときに、どんな大きな数(n)を考えてみても、さらに大きな数(n+1)を、可能性としてどこまでも提示できるということ。可能無限は、「もうひとつ増やす余地がある」という意味での「空白」によって支えられている。
茂木健一郎
フューチャリスト宣言 p156
可能無限と実無限
相変わらず、無、空、空白、余白、空洞、そういったものが気になっている。
本や誰かの言葉を、ブログにピックアップするという行為は、「チョイス」だ。
人が発する言葉には、自分には思いもよらないものが多々ある。
それを拾って食べてみる。
ブログに書いたほうが消化が良いと思う。
rosso — 2007/8/6 02:59
あー、
なんかリー君らしい。
ついついチョイスばっかりの日記書いちゃってたなー。
引用はラクだもんね。
でも
それをどう思うか そこを発した方が
自分もすっきりしそうだな。
この日記、読めてよかった。ありがとう。
mio — 2007/8/6 03:16
僕の記憶力だと、
こうやってどこかに書きとめていかないと忘れてしまうので、
自分の指向をスキャンするためにも、
こういうことをボチボチとやっていこうかなと思ってます。
「チョイス」することは大切だと思いますよ。
人の頭の中なんて開いてみれば、引用だらけだと思います。
大量の引用と、それに対する反応がドロドロになって
渦巻いているような気がします。
読めてよかったといってもらえるのは、
とても嬉しいです。
モア・イズ・モア — 2007/8/6 05:11
mio君によって選びとられ、切りぬかれたということだけで十分意味が生まれる、というかほとんど奇跡的なことなんではないか?
ナツキ — 2007/8/7 01:27
「もうひとつ増やす余地がある」
という言葉は、希望に満ちているようで、足ることを知らないような
人間そのものの言葉みたいだ。
「shorter is better」とは私の高校の英語の先生が言っていた言葉で
短くてインパクトのある文章にわたしは憧れているのです。
この日記、私の好きな、でも書けない文章でした。
mio — 2007/8/7 02:59
>モア
その奇跡から更なる奇跡が起こせたらいいんだけどね。
>ナツ
素敵な詩や俳句を書ける人は凄いと思う。
素敵な言葉を紡げる人の人生はきっと素敵なんでしょう。
ナツキ — 2007/8/7 08:38
そだね。
全身から言葉を発したいとよく思います。
素敵な詩や俳句を読んだら、自分も書けるつもりでいるけど
それはやはり「引用」であって、体に馴染んでない。
でもそういうとこから、感性も出発すると考えたいわ。
mio — 2007/8/7 15:36
>全身から言葉を発したい
「全身から」って面白いね!
>でもそういうとこから、感性も出発する
これまでの歴史や文化、先人の偉業を知るということは、大切なことだと思うよ。知りすぎて作れないとか言う人がいるけど、あれは逃げだと思う。
Isaac Newton
"If I have seen further it is by standing on ye shoulders of giants"