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W!O by MIO YASUAKI » 2008 » 5月
明日は荻窪でライブ

明日は荻窪でライブ

2008.05.26 07:21 by mio [ 1,706 views ]

Category : Karappoライブ情報

先月、オーサカ=モノレールの中村大さんから、「今度ライブするから、タイバンしてや~」というお誘いがあり、明日、荻窪でライブをやることになっています。大さんは、もう一人オーサカ=モノレールのドラムの人との即興DUO。名前は「Tohjingbow」。対するカラッポは、SOLOSOLO。SOLOSOLOというか、要は別々ってことですな。テラ氏は仕事が忙しい模様で作りこみ系のは厳しいということで、各自自由行動という運びに。相変わらず、僕はやることが決まっていませんが、今回は映像はなしで音に専念する予定です。サンプラーを買ってみました。

サンプラー

5月27日(火)
荻窪Velvet Sun
19:00 open / 19:30 start
¥2000

出演:
Tohjingbow(オーサカ=モノレール奥瀬健介(dr)中村大(ba)によるユニット)
Mio (karappo)
Terada (karappo)

ジャガ・思春期

ジャガ・思春期

2008.05.25 06:23 by mio [ 1,321 views ]

Category : 菜園ス

今僕が育てているジャガイモは
思春期にさしかかっている。
つまり成長期ということだ。

特に、大きい方(公爵と呼んでいる)などは、
毎日2センチぐらい身長が伸びている。
ような気がする。
とにかくすごい勢いなのだ。
今は10センチぐらいにはなっている。
もし、この勢いを保ったとすると、
2ヵ月後には、身長120センチに達し、
3ヵ月後には、僕の身長に追いつくという計算になる。
そんな気持ちの悪いジャガイモを見てみたい。

とにかく奴は今思春期なんだろう。
僕が与えた生ゴミ(主にコーヒー)を毎日分解し、
卵の殻からカルシウムなんかも摂取しつつ、
がぶがぶと水をのみ、二酸化炭素を吸い、
そこから炭素を抽出したりしているに違いない。
しかし、まだまだ思春期。
親芋(種芋)からの栄養供給(仕送り)にもまだまだ頼っているんだろう。

思春期。
文字通り、春が訪れているのだ。
青春は目の前だ。
春が終わったら、
子作りと子育てが始まるんだろう。
その頃には、親芋もヨボヨボになっているんだろう。

I am Saientist.

I am Saientist.

2008.05.10 09:40 by mio [ 1,445 views ]

Category : 菜園ス

菜園なわけだ。
科学なわけだ。

芸術家のことは、アーティストというが、
菜園家のことは、サイエンティストという。

当分、サイエンティストです、
と名乗ることにしようかと妄想さえしている。


ジャガイモを育てはじめて、
2週間以上が経った。

2つのジャガイモは、どんぶり鉢を卒業し、
2つの大きな鉢に引っ越した。

2つの大きな鉢というのは、
先日ジョイフル本田で買った、土に戻るとかいう鉢のことだ。
鉢なのに軽くて、しかも燃えるゴミに捨てられる
というのがすばらしいと思った。
再生紙でできていて、茶色くていい味を出している。


ジャガイモを育て始めた頃は、
毎日のようにジャガイモをひっくり返しては、
その根がちゃんと伸びているか確認したものだが、
最近は、ジャガイモにしてみたらそれも迷惑な話だろうと思い、
なるべくそっとしてやることにしている。
しかし、我が子の成長をこの目で見れないことほど、
辛いことはないだろう。
本当は見たくて仕方がない。

いや、実は、今でもその衝動を抑えきれず、
土を掘り返してしまうことがある。
根っこ傷つけないように注意しながら、
柔らかい木の枝などで土を丁寧にかきわけ、
ちゃんと根がはっているかどうか確認するのだ。
まるで、恐竜の化石を掘りおこす考古学者のように。


ジャガイモは鉢植えの中心に埋めてあるのだが、
中心から5センチぐらいのところなどで、
白く輝くジャガイモの根っこを発見すると、狂喜してしまう。
1週間前には1センチしかなかった根が、ついにここまで来たか!
よくがんばった!というような心境である。
数分間じっとその新しい根っこをみつめてしまう。
ただただ確認するのだ。
その白さを味わうために。

見て味わう。
見入るとはまさにこのことか、
と思った。



緑の葉は、まだ出てきていないが、
それっぽいものが最近土から顔を出している。
葉が出てくれば、根っこを掘り返すことも少なくなるだろう。
早く、青く茂る葉を見たい。
見たくて仕方がない。


ジャガイモは焦らしが上手いようだ。

トゲ植物との戦い

トゲ植物との戦い

2008.05.08 02:17 by mio [ 1,999 views ]

Category : 菜園ス

先日、karappoアシスタントの長谷川君と仕事後に飲んだ帰り道、
ゴミ捨て場に鉢植えが捨てられているのを発見した。


鉢植えにはなにやら、硬い感じの植物が生えていたが、
そのときは暗くてよく見えなかった。
葉っぱは全部落ちていて枯れているようだった。

そのとき、僕は、土に飢えていた。
ジャガイモに与える生ゴミが追いついていなかったし、
生ゴミだけでは、じゃがいもが根をはりにくいことが予想されたため、
どうしても土が欲しかったのだ。
枯れた植物をどかせば、その中にある土がゲットできる。
そして鉢もゲットできる。
そう思った僕は、しばらくその鉢を眺めて悩んだ後、
その鉢を自転車のカゴに放り込んだ。
少し小雨が降っていた。
深夜3時ぐらいだったろうか。


家についた僕は、部屋の電気を点け、
鉢に飢えられている植物の全貌を見た。
僕はその姿に驚いた、恐怖すら感じた。

その植物は、あらゆる枝の先が尖っていて、
全身がトゲだらけだったのだ。
枝の先を触ると痛い。
枝を切るのもままならないと思った。

もういちどゴミ捨て場に戻そうかと思った。
けれど、ここで戻ったら男が廃ると思った。
このトゲ植物と俺は戦って、その根から土を奪うのだ。
いや、奪うのではない、
ゴミとして捨てられる運命にある土を救うのだ。
すべてはジャガイモのために。
そう誓った。


トゲ植物との戦いが幕を開けた。
まず、怪我をしないように、小さいトゲをペンチで取り除いていく。
次に、直径3センチぐらいの、
ある程度太い枝を手で掴んで、太い幹をのこぎりで切る。
そういうことを3度ぐらい繰り返して、すべての枝を解体し、
大元にある一番太い部分の幹を手でつかえめるようにする。
今度は、その太い幹をつかんで、土全体を鉢から浮かした状態で、
その土と根の塊にスコップを叩きつけて、根に絡んだ土をほぐし、
鉢の底に土を落とす。

全工程で、3時間ぐらいはかかった。
途中で何度も挫折しそうになった。

土なんて、そこらへんにたくさんあるじゃないか、
こんなボロボロの鉢植えを手に入れたところで、
どれだけ得をするんだろう、
ここまで苦労する必要はあるのだろうか、
いろんなもっともらしい考えが頭をよぎった。


トゲ植物を切りきざんでいると、
それが枯れているにもかかわらず、
何か、こう、殺人鬼にでもなったような気持ちになった。
相手が攻撃的な形をしていたためか、
僕の気持ちまで攻撃的になってしまったのかもしれない。

トゲ植物を肥料として土に混ぜ込むことも考えたが、
あまりにも硬くて、尖がっていたので、
怪我をするのもいやだし、肥料になるのも数年はかかりそうな
気がしたので、トゲ植物の亡骸は捨てることにした。

トゲ植物を切り刻んでいるとき、
僕はトゲ植物を憎んでいたが、
トゲ植物を捨てるとき、
なぜかさびしい気持ちになった。

もしかしたら、
愛というのは、
好きだとか、嫌いだとか、
そういうこととは
まったく別のことなのかもしれない、
そんなことを思った。


トゲ植物の土を受け継いだジャガイモは、
順調に根を伸ばしている。
もうそろそろ緑色をした芽も出てくることだろう。
トゲ植物よ、お前の死は無駄にはしない。

重複の派閥争い

重複の派閥争い

2008.05.03 03:52 by mio [ 1,656 views ]

Category : コトバ

僕はずっと「ちょうふく」だと思っていた。

けど、最近仕事の打ち合わせで
「じゅうふく」と言っている人がいた。

僕はその人が間違った読み方をするとは思えなかったので、
自分が間違ってたのか?と思った。

さっき、そのことをふと思い出して、
辞書を調べたら、
どっちの読み方も正しいとわかった。

ジャパーニーズ イズ ディフィカルト。


さて、
どちらも正しいということは分かったのだが、
よく考えてみると、
自分が重複という言葉を、口に出すときは、
どちらかの読み方を選択することになる。

「ちょうふく」か、それとも「じゅうふく」か、、
どちらを選択するか、考えなければならない。

それは、
「ちょう」と「じゅう」のどちらに肩を入れるのか
という選択だ。

僕は今までどおり「ちょうふく」と言うだろう。
今までどおりの方が慣れていて楽だし、
「重」を「ちょう」と読むあたりが、
ちょっと特殊な感じで、
そういう特殊な読み方を知っている感じが
カッコイイと思うからだ。
今まで慣れ親しんできた分、
「ちょう」に愛着もある。

んー、けど、この愛着というのは自己愛なのかもしれないし、
新しいものを受け付けるのが面倒だなあという、
怠慢な気持ちかもしれない。
まあ、自己愛も怠慢も悪くないと思うので、
特に気にしないけどね。


正しい答えは1つとは限らないとは、よく言われることだ。
けど、2つというのは、ちょっと微妙だなあ。
1つにするか、無限大にするか、どちらかの方が簡単だと思う。
まあ、面白いからいいんだけど。


あなたは、
「ちょうふく」派?それとも「じゅうふく」派?

ジャガ・ソイル

ジャガ・ソイル

2008.05.02 12:12 by mio [ 3,267 views ]

Category : 菜園ス

できれば、ジャガイモは、
生ゴミや、道端に落ちている枯れ枝などで
育てたいと思っている。

僕は、毎日料理をするわけではないので、
たまに食材をダメにしてしまうことがある、
そういった食材を肥料に、
育てられたら面白そうだと思う。

死んだものが、
生きているものに分解され吸収されていく、
というのが面白くてしょうがない。
死んだものが、また生命の糧として
リアルに循環していくのだ。
そこに育っている植物が、
何で構成されているのかがイメージできるのが面白い。

ミニトマトを原料に、できたジャガイモはどんな味だろうか、
ジューシーになるのだろうか?
小麦粉を食って、育ったジャガイモは、
粉っぽい味になるんだろうか?



ということで、土を作りたいと思っている。

野菜が腐ると土になるのは確かだろう、
おそらくだが、微生物だかなんだかが、自然と繁殖して、
死んだ植物を分解して、土にしてくれるはずだ。
その微生物は、主に土の中に生息していることが予測され、
またその微生物は、おそらく湿気を好むと思われる。

ということで、家の前の土を少しだけ拾ってきた。
この土の中に、ビセイブツがいるんじゃないかと思うと、
ワクワクした。

それから、ビセイブツ達が活動しやすい環境を造るために、
底に穴が開いていない、どんぶり鉢を使うことにした。

底に穴がないので、これなら鉢の中がジメジメして、
いいのではないか?と考えたのだ。
良いのか悪いのかは、分からないが、
いい気がするので、そうしてみた。


現在の土の材料は、

・ミニトマト
・加賀棒茶
・おーいお茶
・マイルドコーヒー
・スターバックスコーヒー
・道端で拾った木の枝と葉
・家の前の土、少々

といった感じだ。

コーヒーなどは酸味や苦味が強いので、
ビセイブツ達が、分解できるのか若干不安だが、
苦味のきいたジャガイモができたらうれしいところだ。



ジャガイモを上記の土の中に投入して、
3日ぐらいして、ジャガイモをひっくり返してみたら、
新しい根っこが伸び始めていた。

新しい根っこは、白くて綺麗だった。
ほんの3ミリ程度だが、数箇所から伸びていた。
かなりうれしい気持ちになった。
がんばれ、マイジャガー。

ジメジメした土に埋まっている部分から根っこが出る傾向があった。
ジャガイモはそういうところが好きなんだろう。
ジメジメした地中から根っこを出したいようだ。
葉はまだ出てこないが、しばらく待つことにした。
というか、待つしかないと気づいた。

おそらく、ジャガイモは、
葉を出すための助走を付けているに違いない。
葉が出てきたらまた感動するんだろうなあ。

ジャガの成長が楽しみだ。